才能タイプの落とし穴

先日の投稿で後回しにした❷についてです。

リクエストしてくれてた 佐々木 佑 さんありがとうございます。

 

残酷な現実ですが、持って生まれたアタマの良い、いわゆる「地アタマの良い」人はいます。

こういう人は、算数とか国語がバリバリできます。

同級生が頭の中が「????」になってる中で、

「これ簡単だよね?何で分からないの?」

と、刺し殺してやりたくなることを言いやがります(笑)

アタマが良いので、だいたいの勉強がちょっと考えればできてしまうのです。

こういう子を結果で判断してはダメですよ。

「よく頑張ってるね~」なんて言ったらダメですよ。

イチローが草野球でヒットを打つようなことしかやってないんですから。

彼らにとって算数は「何も頑張らなくてもその場でちょっと考えればできる楽なこと」なんです。

ただ、悲しいかな~、こういう子は思考力で結果が出てしまうので褒められまくってます。

大人は結果でしか判断しません。(だから、僕は目先の結果でしか話をしない保護者は説教することにしてます。)

才能で90点取ってる子には
「よく頑張ってるね~」と声をかけて

才能ないけど努力して30点から50点に伸びた子に
「もっと頑張って努力しなさい」
って、平気で言います。

だけど、ご安心ください。

こういう子は、結構な確率で地道な努力ができません。

 

実は漢字や社会の歴史や地名の暗記などの、地道な努力が必要なことになると彼らは弱いです。

だって、努力せずに結果ができることに慣れてるんだもの。

地名はどんなに考えても分かりません。
ただただ、覚えるのみです。

彼らにとっては地道な努力は強敵です。

攻撃が天才的なボクサーが相手から攻撃受けることが少ないので、打たれ弱いような感じです。

僕の仕事はこういう才能タイプに努力させることです。

勉強だけに限らず、成功に必要なものは才能と努力です。

どんな天才でも努力せずに成功するなんてありえないです。

だから、こういうタイプを見つけたら意図的に努力をせざるを得ないように追い込みます。

 

別に受験に勝ってほしいわけじゃなくて、彼らの人生を考えたら努力をできない人でいるのか、努力をできる人でいるのか?ってメチャクチャ重要なんですよ。

 


昨年僕は宅建士を受験しました

その時に実感したんですが、自分の「努力の射程距離」を知ってるって大事です。

「このくらいの内容だったら、このくらいの努力すればできるな」
ということが分かっていたら、見通しも立つしやり切ることができます。

努力に才能は要らないです。

ただ、たいていの人が結果が出るための努力をやり切る2歩も3歩も前で、「ここまでやってもできないから、僕はもうダメだ~」ってあきらめちゃうんですね。

例えば、才能タイプの人って「社会の暗記は無理!」って言うんです。

「僕は覚えられない」って。

それとか、「一度覚えたけど忘れてしまうから無理です」とか言うんです。

これこそまさしく「努力の射程距離」の問題です。

ドラえもんの暗記パンでも使わない限り、一回見ただけで全部覚えるなんて無理です。
(だけど、一二回教科書を見るだけで済まそうとする天才気取りの多いこと(笑))

2回やって覚えられなければ3回。それでもダメなら4回、5回と回数を重ねるしかないです。

だけど、そのうち4回とか5回くらいで、自分が覚えきることができる状態ができます。

そこで、「ああ、自分はこのくらい努力すれば覚えられるんだね」と認識できます。

ただ、ここで落とし穴があります。

人間って「忘れる」というコンピュータにはない素敵機能がついてます。

1回覚えたことってしばらく経つと7割忘れるんですよ。

そこで、「覚えたけど忘れてしまうから私は無理だ。」と言い出します。

だけど、暗記をやり直して2回目に覚えると5割定着して、3回やり直すと7~8割定着するんです。

だから、「覚える→忘れる→覚えなおす」を3~4回繰り返すのが本当に必要な「努力の射程距離」なんです。

これを知ってるか知らないかって、メチャクチャ大きいですよ。

だから、こういう才能型を見つけたら、すべての言い訳を潰して、努力をやり切れるように伴走します。
「ここまでやったら結果がでるのか?」と分からせてあげるのが僕の仕事です。

 

最近やってる演習空間(先生のいる自習)は、こういうことをさせるのに向いてます。

もうね、毎年のことですよ。

この子、地アタマいいなぁと思ったら

「ところで、漢字や社会の暗記ってちゃんとやってる?」

ってチェックするのは(笑)

そして、結構な確率で地道な努力から逃げてます(笑)

皆さんにも心当たりはないですか?

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